東京都のどこにどの国籍の外国人が住んでいるのか

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都の統計資料を利用して、東京都の市区町村ごとに、分母は外国籍の居住者数で、分子は国別の外国籍の居住者数を使い、外国人居住率を算出し、ランキングにしてみました。

まずは中国、韓国、フィリピン、アメリカ、ベトナム、ネパールです。



引用)平成27年度 区市町村別、国籍別外国人口 http://www.toukei.metro.tokyo.jp/gaikoku/2015/ga15010000.htm
引用)外国人の増加と居住パターン

中国人が多い豊島区には、安い木造アパートが多くあり、中国人留学生や就学生を受け入れるようになったようです。


韓国、朝鮮人が多い小平には、朝鮮大学校があるみたいですね。荒川区には在日コリアンが多く住んでいる三河島があります。


アメリカ人は、外資系企業の賃貸が多く存在する港区や、東京外国語大学、ICU,語学学校などが多く存在する武蔵野市などに固まっていますね。


ベトナム、ネパールは両方とも福生市が一番居住率が高いみたいです。


次はインド、タイ、ミャンマー、イギリスです。



引用)平成27年度 区市町村別、国籍別外国人口 http://www.toukei.metro.tokyo.jp/gaikoku/2015/ga15010000.htm
引用)外国人の増加と居住パターン


東南アジア人は比較的に居住地域が似ているように感じます。
また、アメリカ人とイギリス人の居住地域が似ていますね。渋谷、港区がランクインしています。


さて、今度は出身国ごとの居住率の相関係数を見てみましょう。相関係数が正に高いほど、同じところに住んでいて、負に高いほど、それぞれ違うところに住んでいます。




絶対値の大きさが0.4以上の中程度以上の相関があるもので見ていきます。正の相関が強ければ、比較的同じところに住んでいて、逆に負の相関が強ければ、比較的に違うところに住んでいるということです。絶対値で見たときに、相関係数が0.6未満は青で、0.6以上は赤にしますね。

中国とアメリカ  -0.62
中国とイギリス -0.50
フィリピンとミャンマー -0.46
フィリピンとイギリス -0.40


ネパールとミャンマー 0.40
フィリピンとタイ 0.41
中国とミャンマー 0.43
ベトナムとネパール 0.70
アメリカとイギリス 0.82

さらに相関が0.6以上のものを散布図に落としてみました。






中国人が住むエリアと、アメリカ人が住むエリアが全然違いますね。

一方ベトナム人とネパール人は、東京の西側に住んでいることが分かります。特に福生の居住率が非常に高いですね。

アメリカ人とイギリス人はかなり住んでいるところが似ています。港区、渋谷区、目黒区と、都心部に住んでいるようです。武蔵野市、三鷹市もやや下がりますが、多くの人が住んでいますね。こう見ると、アメリカ人、イギリス人は賃料が高そうな場所に住んでいることが分かります。

そこで、東京都内の市区町村の家賃相場を比較してみましょう。武蔵村山に関しては、3LDKの賃貸情報がなかったので、0として扱っています。単位は万円です。



引用)3LDK・4K・4DK/マンション・アパート・一戸建ての相場表

見ての通り、都市部の方が高くなっていて、西に行くほど安くなるんです。

そこで今度は家賃と居住率の相関関係を見ています。絶対値で見たときに、相関係数が0.6未満は青で、0.6以上は赤にしますね。



中国と家賃 -0.78
韓国と家賃 -0.46
アメリカと家賃 0.57
イギリスと家賃 0.56

家賃と居住区域に正の相関があるのはアメリカとイギリスで、負の相関があるのは中国と韓国でした。家賃が高くなるほどアメリカ人、イギリス人の方が増え、家賃が安くなるほど中国人、韓国人が増えるようです。

人口学には全然詳しくないので、なぜこのような値になるのかいまいちわかりません。知っている方がコメントしていただけると非常に参考になります。

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