授業中に音楽を聴く生徒に対してどう対応するのか。

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授業中音楽を聴いている生徒を、指導するときの倫理的基準がわかんなくなってきたので考える。

「授業中に音楽を聴くな」と先生が生徒に行ったときに、「なぜこんなつまらない授業を受けなければいけないのか」と言われた場合先生は何の基準で「音楽を聴くな」ということができるのだろうか。

(そもそもこのような質問は昔出てくることはなかったが、教育の市場化によって被教育者が教育の消費者になっているので、そのような質問が出るようになったと『下流思考』の中で内田樹が言っていたのを思い出しながら考察)

考えられる想定として
①人の話を聞いているときに、音楽を聞くのは失礼だから」という答え方ができるが、消費者である子どもは「つまらない授業を聞くという対価にたいして、音楽を聴くという権益を得ているので、それは正当性がある」と答えた場合、子どもを納得させることができない。

②「音楽を聴いていると授業に集中できないからだめだ」といったとしても、人によっては音楽を聞きながら授業を受けたほうが集中できる場合もある。言語習得の教授法において、音楽をかけながらリラックスして授業を受けているものもある。

そうすると、なぜ授業中に音楽を聴いてはいけないのだろうか。

視点を変えよう、なぜ生徒は授業中に音楽を聴くのか。

これは内田によると、生徒による、授業に対する意思表明であり、生徒も叱られるだろうというリスクを背負いながらあえて高リスクな音楽を聴くという行為をしているわけだ。

そうすると、音楽を聴いているのは、生徒と先生の関係性の問題になるのではないのか。音楽を聴くという行為は、生徒は好きでやっているのではなく、あえて意思表明しているのである。

つまり、本当に信頼していて、おもしろい授業をしている人に対しては、そんなことしない(実際僕も面白い授業や信頼できる先生であれば内職はしない。)思えば自分が持っていたクラスで、関係性がよくない生徒ほどそのような行為をしていた。受験を控えてさえ高リスクな行為をすることは、今考えてみれば僕に対しての意思表明だったのかもしれない。

今までは、音楽を聴くことは当たり前にだめだと思われてきていたけれども、教育のパラダイムシフトがおこっている中で、当たり前の中の理由づけが必要とされるような時代になってきたのである。

個人的には、音楽を聴くという問題それ自体を対象にするのではなく、その行動を誘発する要因に関して、先生が真摯に対処していくことが必要だ。

結論は、音楽を聴くという問題自体は問題でなく、その行動に向かわせる先生と生徒の信頼関係を築けていないというのが問題であると思われる。

そういえば、高1の課題図書で内田樹の『下流思考』を進めたうちの担任の国語教師、本当に器がでかい先生だったんだなって思い出した。

助動詞

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『チームマネージメント』 古川久敬 日経文庫 メモ

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古川久敬 組織心理学 九州大学ビジネススクール教授



チームワークの良さの3つのモデル

【Lv.1】

・メンバーが打ち解けあう
・報告、連絡、相談ができる

【LV2】

・自己役割を果たせる
・自分の既定の役割を超え、柔軟に建設的な行動をとってチームに貢献できる

【LV3】

・メンバー相互の知的刺激交流-->新規の発想、創造的知識が触発される
・独創的なサービスが生まれる

チームを構成するもの

・課題、目標
・メンバー
→内部環境
・競争相手
・提携相手(リンケージ)
→外部環境

リーダーシップ

def) チームの持つ課題を遂行するために働きかけること

チームマネージメントとは

チームの課題や目標をメンバーとともに達成するための働きかけをすること、つまりチームマネージメントをしっかりすること

リーダーシップに必要なこと

・チームの課題を見極めること
・チームの状況やリンケージを動態的につかむこと
・周りの人をその気にさせること
・コミュニケーションをよくとること
・課題があって、次にリーダーがいる
・まずチームが置かれている状況とチームの課題をよく把握し、それを具体的に文章にして、明文化すること

リーダーとしての基軸

・目標や課題=パブリック
・自分の志や信念、価値観、想いなど=パーソナル

リンケージをつかむためには

・面談→強みと弱さの把握
・会合を持つ
・じぶんの責任と権限の把握

チーム全体の活動度のチェック

・自由で活発な意見交換
・創造的改善工夫の有無
・創造的協力
・成果物が生まれているか

周りの人をその気にさせるには

・「リーダーが先にあるのではない、チームと果たすべき課題がある」
・その課題を果たすためにはチームの力が必要
・そのためにはメンバーをその気にさせる

盛り上がりを作り出す工夫

・個人の成長:メンバーが意欲をもち、必要なスキルを学習し、設定した課題に向けて行動をおこしそれを継続させる
→自律的意欲
(タスクに落とし込む際に、チーム感を得られ、さらに自己の成長感につながるものを作る)

コミュニケーション

情緒的コミュニケーション
・チームビルディングやメンバーの関係づくり
・拡散的思考形成のためには「ざっくばらんな雰囲気づくり」
・論理生を問われないので収束的ではない

課題的コミュニケーション

・質問、確認、指摘、指示、具体化、文章化
・分析的に行動計画を縫って、説得力を持たせる
・収束的思考

・チームの課題を把握する

時限を持つチームを動かす


リーダーの必要な要素

①発想の柔軟さと創造性
②課題にかかわる専門性
③外部情報の共有
④外部情報の収集
⑤意思決定のスピード
⑥有能なメンバーの確保
⑦メンバー間の情報共有

心理的ラポール(打ち解けあい)
・知り合うミーティング:顔を突き合わせること、それぞれの専門性を含めた自己紹介やとりとめのない話題の交換
・コミットメントをつくるミーティング:前向きな意見、アイディアを交換

ルール作りの必要性

・意思決定方式、担当役割の指定、進捗状況の報告、確認、問題発生時の報告義務、ミーティングの開催、成果の評価基準
・申し合わせづくり:緊張を緩和するためのスローガン 例(うまくいかなかったらまた全員でやり直そう」

モチベーションをどう引き出すか

・効力感、有能感、上達感

・自律と他律のバランス

【モチベーションの3要素】

①モチベーション:実際の行動を引き起こさせる個人内の力、行動の準備状態
②覚醒:気持ちが前向きになっている状態、無力感、退屈感とは反対の状態
③持続性:粘り強い継続、根気強さ
④方向性:「成果を出せているか」への方向性

【激励、称賛、助言、コーチング】

・メンバーのポジティブな行動を促進
・評価してもらえるときに満足
・効力感や有能感を持っているときに、また特に明確な目標を持っているときに持続性が高まる
・メンバーに好感情やムードを提供する
・コーチング:自律的モチベーションの源となる主体感や自律感、効力感、有能感をメンバーに生み出そうとするもの

【成果を出すためには】

・意識化と自覚化
・役割と課題の再定義、チームとの関係性

【卓越した人の特徴】

・望まれる成果をイメージし、それにいたるまでのシナリオを描き、
・その成果につながる情報と知識、具体的な技術的、対人的スキルをもち
・持っているだけでなく、それを行動として実行する

【コンピテンシーラーニング】

・自分自身の経験を振り返る
・他者の経験を取り入れる
・行動習慣を身に着けさせる
・意識化習慣を身に着けさせる:「結果の振り返り」と「過程の振り返り」

結果の振り返り

・既有の経験との共通性の認識
・既有の経験との差異性の認識
・成功原理の抽出と一般化
・いずれも共通性を取り出す能力

プロセスの振り返り

・経験の言語化
・失敗原因の明確化
・成功要因の明確化
・他者からのFBの受容
・成功経験の共有

コーチング

・メンバーに強い関心を持つ=育成願望
・部下に対する無条件の信頼
・リーダー自身の自己管理

技能

・関心と観察:メンバーの成長を願い。そのために心から関心を持ち、偏見を持つことなくメンバーをしっかり観察します。
・傾聴と質問:メンバーの話を聞いて、成功方程式にまでゆかせる
・整理と助言:メンバーに自らの迷いと悩みを整理させる。答えはメンバーが持っているがコーチングのモットー

コミュ障の再定義と解決策

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コミュ障もバズワードだし、このコミュ障という言葉で自らを形容しているだけで、なんの
改善策を見出すための行動ができないので、今回はこのコミ障について思考する。

【定義】
コミュ障とは、自ら個人、または集団とコミュニケーションをとることを苦手とする
性格のことを指す。(この場合、言語障害などは除く。)

個人、集団とのコミュニケーションをとるのが苦手だとして、その原因をおおきく3つの要素に区分し仮説を設定する。

【仮説】

1. 会話のバラエティーがなく会話の適応能力がないためコミュ障である。

会話のバラエティーがないの
(i) 世の中でほかの人との共通の話題を知らない
(ii) またそのような話題を特別知ろうとする意欲がない
この二つに分けられるであろう。

2. 質問する力がなく話を続けられないためコミュ障である。

質問する力がないとは
(i) 相手の話している話題について、どのように掘り下げていいかわからない。
(ii) 掘り下げることにすら興味がない。

3. 自己開示性が極端に低いため、自分の魅力を伝えられないため会話が続かないためコミュ障である。

自己開示性が低いのは
(i) 開示することに対して恐怖感、抵抗感がある
(ii) 相手とのコミュニケーション動機がない。

これらの仮説から判断して、有効な打開策を検討する。今回は自分の苦手な①のみ。

【解決策】

1.会話のバラエティーがなく会話の適応能力がないためコミュ障である。

(i) 世の中でほかの人との共通の話題を知らない

・つい最近まで最近はやっているサングラスかけているオリラジみたいな芸人(やばいまた度忘れした)を知らなったので、ちゃんと芸能関係のテレビを見る

・まじトークにしか興味がない(しかもおたくな分野)ので、くだらない雑談力を鍛えるためにnaverまとめ、2chを見る。

・いろいろな世代と話せるネタを用意する。最近飲み屋でおっさんと話して下ネタはUniversal Grammarだと知ったので困ったら下ネタに逃げる

・おたくの世界に入り込んでethnocentricにならない。Isolated Crazy Utopia is FUCK.

・授業の雑談力はまじで大事なので、お笑い芸人なみのネタ帳を用意して話せるようにしておく。

僕はお笑い芸人に今年なることに決めました。