年収は住むところによって決まる エンリコ・モレッティ
タイトルにつられてぶ厚かったですが読んでしまいました汗
「何言うとんねん!年収がいいから住むところが決まるねん」と思った僕は、完全につられてしまいましたね。タイトルのつけ方がうまい。
なぜ特定のエリアに雇用が集中して平均賃金が上がるのか。
本書ではこれを「イノベーション産業の乗数効果」で説明している。
イノベーション系の仕事1件に対し、地元のサービス業の雇用が5件増えるというのだ。
この乗数効果は製造業の2倍。ゆえに富める都市はさらに富み、沈める都市はどんどん沈む。
記事全体の主張としては、
・アメリカの製造業は衰退し、イノベーション産業が発展してきた
・イノベーション産業が発展している地域には、高学歴、高所得の人たちが集まる
・すると彼らを支えるインフラ業の需要が高まり、乗数効果で高所得者以外の給与や教育サービスが向上する
という内容でした。特に読んでて面白かった研究まとめておきます。詳しい研究のソースとかは書かないでおくので、実際に買って読んでみてください!Kindleであるので!