「イシューからはじめよ 知的生産のシンプルな本質」 安宅和人

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イシュー

▶「何に答えを出すべきなのか」についてブレなく活動に取り組むためのカギ
▶悩む=答えが出ないことに関して考えているふりをすること
▶変化を生まないことにかんして時間をかけて悩んでも仕方がない
▶考える=「答えがでる」という前提のもとに建設的に考えを組み立てること

バリューのある仕事とは何か

▶生産性が高いこと
▶生産性=どれだけのインプットでどれだけのアウトプットが生み出せる

バリューの本質

▶イシュー=白黒ついていない問題
▶イシュー度=この問題に答える必要さ
▶解の質=イシューにたいしてどれだけこたえられているか

論理だけによりかかると危険
▶一時情報を死守せよ

イシューを見極める

▶設問から仮説をたてることでイシューにする
例 市場Aはどうなっているのか(設問)→市場規模は縮小しているのか(ISSUE)
*What, HowからAorB Questionに落とし込んでいる
▶仮説を立てると、どの情報を分析する必要があるのかがわかる
▶分析結果の解釈が明確になる
▶イシュー化する場合には、Whyではなく、What,How,Whereなど答えがでる形にする

よいイシューの条件

▶本質的な選択肢である:先の方向性に大きく変化を与える
▶深い仮説がある:
*常識を否定するような仮説
*新しい構造で説明している:理解するとは二つ以上の既知の情報が結びつくこと
*共通性の発見
*関係性の発見
*グルーピングの発見
*ルールの発見
▶きっちりと答えが出せる
*答えを出せる範囲でもっともインパクトの高い問
*分の手法なら出せるという「死角的なイシュー」の発見

イシューを分解する

▶答えの出せるまでのイシューに分解
▶イシュー→サブイシュー
▶ダブりなくもれなく(MECE)
▶最後にほしいものを考える
▶イシューを分解すると課題の全体像が見えやすくなる、サブイシューのうち取り込む優先順位がわかりやすくなる

ストーリーラインを組み立てる

▶必要な問題意識、前提となる知識の共有
▶カギとなるイシュー、サブイシューの明確化
▶それぞれのサブイシューについての検討
▶それらを統合した意味の整理
▶目的とサブイシューの関連性

分析とは

▶比較すること
▶比較:なんらかの二つの共通軸で並べる
▶構成:全体と部分の比較
▶変化:同じものを時間軸上に比べる

本質的、シンプルを実現する

▶どんな状態になればこの仕事が終わるのかを明確にする


卒論のテーマと、落とし込み

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論文を書く時の方法として、
①漠然とした問題意識を検討する。なぜその論文を書くのかを考える。次に②その内容に関係する参考文献を読む③そして最後にRQに落とし込む。

ここでは、①漠然とした問題意識を検討する。


(i) 自分の教育バックグラウンドでは、塾に行っていて、学校の補習や放課後授業に対してネガティブな印象を持っている人が多かった。
学校の宿題をやらず、塾の内職をするのがある程度当たり前で、特に優秀な大学に行く生徒のほど、学校を欠席していた。
学校の教育には否定的であった。影の教育と、学歴という資格が、一般教育にどのような影響を持っているのか。
関連する言葉>shadow education/qualification/academic ground

(ii) 一方、先生のperceptionとしても、学校ですべてを解決しようとし、塾の教育を否定し、学校の力だけですべて受かると信じ込んで、授業を行っている人が多かった。実際優秀な大学に合格する生徒の大半が通塾していたが、学校の実績には学校が選出したということで反映されている。高校の先生は、塾についてどのような認識をしているのか。
>neo-liberalism/educational reform/privetization/marketization/

(iii) また、先生は生徒がどれくらい社会的評価の高い大学に受かるのかという視点から生徒の進路選択を決定していることが多く、生徒の学習目的を無視し、学校市場化によって、生存戦略として生徒のライフコースを規定しているのではないかという疑問点が生じた。
>privatization/which is stronger impact on teritary education,general education or shadow education?

(iv) 一般的に、いい高校に合格すれば、その後いい大学へ行くための教育が担保されていると考えがちだが、実際には大学合格へのパスに、shadow educationがどれほど影響しているのか考えてみたい。特に都市部と田舎でわけてかんがえる。

むずいぞおおおお

↓は先行研究レビューの仕方が書いてあるもの。

http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/51341/1/edu_51_18.pdf

ロジックとソルーションと音楽

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決定的なソルーションは、ロジックから帰納的に導き出せないというのを尊敬する人から聞いたことがあるのと、昨日、本を読んでいて同じことが書いてあってへえと思ったのだけれども、これっていい音楽を作る時もおんなじだと思った。

専門学校出身の音楽やってる人って、よく楽器屋でドヤガオで陳腐で画一的な進行のギターソロで弾いてて、あ、そうだね、すごいねとしか思わない。彼らは理論はしっかりしているし、そのソロがいかによいかは理論的な枠組みで説明できるけど、実際いいなとは思えない。だけど、スペイン出身の超簡単なパワーコード弾いて、単調な演奏してるんだけど、どこか泥の匂いがして、若さの匂いがして、官能的なにおいがする演奏をするバンドもある。
感動する音楽は、論理的ななにかから帰納的に生み出されたものではなく、経験と感情で織りなされたイデア的何かがまずはじめにある。その音楽を説明するための理論、ロジックは後から生み出されたものであるのか。なんて思った。

その辺、解の質と、音楽的センスって共通点があるなと思った。今日はそれだけ。

マッキンゼー流仕事術読んで 感想

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仕事は常にComplete workになるように心掛ける。で、そのためには常に ポジティブなマインドセット を保つ習慣をつける。

問題があったとき、「どうしよう」ではなく、「どうしたらいいか」を常に考える。
*どうしよう=悩みであり、それは何か具体的解決策を見出そうとせず、問題を内面的方向に持っていこうとするので、非生産的であり、かつ健康的によくない。どうすればいいのか=思考てあり、問題があるときはその解を探すときに常に面白さを追及する努力をすることが結果的に健康的にかつ問題解決につながる。

ロジックは説明するために必要なもので、アウトカムではない。
で、ロジックがないとアウトカムを出せないかというと、そうではない。ロジックはアウトカムの構造を 誰にでも納得できるように説明するものであって、ロジックを重ねればアウトカムが出せるわけではない。
よいアウトカムとは、5感を研ぎ澄ませたセンスからくるもので、そのセンスが出るようにする状況は意図的に作り出せる。

ある情報が与えられた時に、so whatとwhy so の視点を得られるように心がける。so whatはその情報で何ができるか考え、どんなストーリーに描けるかという視点である。つまり、その情報からどんなアクションが導き出せるかということである。一方、why soの場合、その情報がなぜそのようなデータになっているのかを分析する視点である。


 仮説から思考と分析をスタートし、問題解決に着手するのだが、
 目先の問題の解決にとらわれず、Issue度の高いものから取り掛かる。イシューが見えない場合は、そもそも何がしたかったか。 どうしたらいいかから考える。問題だと思っていることが問題ではないことがあるからである。 問題把握能力とは、問題把握能力(なぜその事象が起こるのか)+問題解決方法(どうすれば起こらないのか) 問題定義=問題の構造と要因を見える化する