ICU生全体の偏差値
さて、今回は回答者に高校名を聞き、全国共通の偏差値を算出し、ヒストグラムにまとめてみました。こちらがそのヒストグラムです。
大きく右に山がよっています。偏差値70に最も値が集中していますね。
このデータを入試形態ごとに見てみましょう。
一般入試の偏差値
さて、同じように一般入試の出身高校の偏差値をヒストグラムにまとめるとこうなります。
ふーむ、山がなだらかになり、右に値が集中しています。偏差値は35-80に分散しています。
大体65-75くらいに集中していますね。平均は約65付近です。
大体65-75くらいに集中していますね。平均は約65付近です。
AO入試の偏差値
AO入試のヒストグラムがこちらです。
一般入試と比べると、データが分散しています。偏差値50-75ぐらいのレンジで人が集まっていますね。
キリスト教指定校推薦の偏差値
指定校推薦の中でも、キリスト教系列の指定校推薦入試のデータを見てみましょう。
AOよりもさらに分散しています。偏差値30~75くらいのレンジで集まってきています。
指定校推薦の偏差値
指定校推薦の偏差値のヒストグラムはこちらです。
やや右に山がよっていますが、分散しています。偏差値45-75くらいのレンジで集まっています。
キリスト教推薦よりは学力高めの人が集まっている印象です。
キリスト教推薦よりは学力高めの人が集まっている印象です。
ハイ上がりの偏差値
ハイ上がりは、その名の通りICUハイスクールの卒業生となります。なので、偏差値はみな同じです。偏差値70です。
ICUのアドミッションポリシー
ICUの入学者受け入れ方針には、このように書いてあります。
なるほど。
一般入試については、このように書いてあります。
ICUの一般入学試験では、高等学校までの学習で蓄積した基礎知識に加えて、入学後のリベラルアーツ教育において必要とされる適性が試されます。そのため、独自の試験方法を通して、受け身の学習を超えて主体的に学ぶことができる学生を選抜します。
ふむふむ、一般入試では基礎知識プラスアルファの主体的学習能力を求めているんですね。
AO入試については、このように書いてあります。
一般入試については、このように書いてあります。
ICUの一般入学試験では、高等学校までの学習で蓄積した基礎知識に加えて、入学後のリベラルアーツ教育において必要とされる適性が試されます。そのため、独自の試験方法を通して、受け身の学習を超えて主体的に学ぶことができる学生を選抜します。
ふむふむ、一般入試では基礎知識プラスアルファの主体的学習能力を求めているんですね。
AO入試については、このように書いてあります。
なるほど、AO入試は「多様性の担保」のためにあるんですね。
指定校推薦については、こう書いてありますね。
所感
学力の高い層は一般入試で集めてきて、多様性はAO入試、キリスト教主義教育のために指定校推薦で集めてきているようですね。
僕はICUの入試制度が非常によいものだと思っています。AO入試で入ってくる人も、キリスト教指定校推薦で入ってくる人も非常に優秀です。学力もさることながら、自分よりも圧倒的にすごい能力を持った人がいっぱいいるような気がします。入ってから誰がどの入試で入ったかなど判断することができないです。