目次
- ことの発端
- 文句マンの発言:「う~ん、短絡的すぎるかな」
- 文句マンの特徴:
- 否定しかしない
- 根拠がない
- 代替案を出さない
- クリティカルシンキングする場面でないときに、クリティカルシンキングする
- 生産的マンになるために
ことの発端
について書きました。
「私は英語教育が上手くいかないのは、教育よりも、使う環境がないからだ」
と主張し、その論拠として、
・国外の英語を話せる国は、何かしら使わざるを得ない環境があるから英語が話せる
・一方日本にはそのような環境が成立していない
と書きました。
文句マンの発言
それに関してクリティカルシンキングもどきの発言は、たった一言で。
「うーん、かなり短絡的すぎるかな」
でした。
わかってやってるわボケィ。問いを広くして極論書かないと記事はバズらねんだよカスが!論文かいてバズるんなら苦労しねえよ!まあコメントしてくれることできみの友達100人くらいに記事が拡散してるから、実はありがたいんだけれどもね~でへへ!
おっと、性格が悪いところが出てしまいました。
ただ、このイラッとするクリティカルシンキングもどきって、なにがどうイラつくのか言語化したことがなかったので、クリティカルシンキングもどき文句マンの3つの特徴について考えてみました。
文句マンのうざい特徴 ①否定しかしない
「短絡的すぎる」というコメントをした人は、コメントされたひとは「なぜそう思うの?」と返したくなると思いますが、それだけしか書かないんですね。
つまり、コメントする人は、相手がどう思うかそこまで考えず、自分の意図、主張を相手に汲み取ってもらえるのが当たり前と思っているわけです。
文句マンのうざい特徴 ②根拠がない
例えば、こう意見したらどうでしょう。
「英語が話せる国のソースを見ると、対象者に偏りがあります。調査を対象にできる対象が、国によって対象者の学歴に偏りがあるので、話す環境があると成績が上がるという因果関係で結論づけるのは難しいのではないでしょうか」
これだったら全然イライラしないです。だって、お互い厳密性について議論していて、根拠があるわけですからね。
ところが、
「短絡的すぎる」
とコメントしたとします。これだとなんの発展もないですよね。言われた方としても、「で、あなたの意見は?根拠は?」としか言えないわけで。
文句マンのうざい特徴③ 代替案がない
例えば、
「それは短絡的だと思います。というのも、さきほどのデータの選び方がそもそも間違っている可能性が高いからです。それにもしその議論をするのであれば、日本と環境の似た国を基準を設けて抽出し、比較すべきだと思います」
だったら、全然イライラしません。
今回の場合だと、比較方法を変えろという代替案があるわけですから、それに対して意見ができますよね。
文句マンのうざい特徴④ クリティカルになるタイミングではないのにクリティカルになる
これがクリティカルシンキングもどきには、めっちゃ多い。前提をうたがう、否定する必要のないタイミングで否定するタイプです。そもそもストックとなる意見もない。だから意見をみんなで出さなければいけないタイミングで、1人だけ否定から入るパターンですね。ちなみに就活のグループディスカッションで、これやられるとかなりきついです。
生産的マンになるために大事な3つのこと
ということで、何かしら相手にクリティカルなコメントするときは、
・根拠を持って
・代替案を提示し
・クリティカルになるべきタイミングでクリティカルシンキングする
ことが大事だと思います。クリティカルシンキングもどきの文句マンは消えてしまえ!
・根拠を持って
・代替案を提示し
・クリティカルになるべきタイミングでクリティカルシンキングする
ことが大事だと思います。クリティカルシンキングもどきの文句マンは消えてしまえ!