10年後、障害者が健常者に、健常者が障害者になると思う。
障害は、個人ではなく、社会によって生まれるから、障害者が障害たる理由はきっと社会に起因する。
今の時代は、当たり前のことが当たり前にできる人が、社会的には健常者で、逆に当たり前のことは当たり前にできないけど、ものすごく何かに熱中してしまう人は社会的には障害者だ。
でも、この10年で、その社会がきっとこれからガラッと変わりつつあるのが見えてきた。そして、これからはさらに、当たり前に時間通り会社に定時でついて、当たり前にミスをしない健常者が機械に置き替わり、障害者に変わると思う。機械の方が、当たり前のことを当たり前にやることは長けているから。
逆に、当たり前のことを当たり前にできないけど、異常な執着心や、意味不明なモチベーションを持ってる、今まで障害者と言われる人が、健常者になると思う。
社会が大きく変わると、社会不適合者と、適合者の定義もきっと大きく変わるし、それに応じて「障害」の定義もがらりと変わるのではないかという予想。