【国際基督教大学(ICU)の就職評価は?】意外によいICUの就職実績について調査してみた
ICUは地方では知名度がとても低いです。
国際基督教大学(ICU)の評判は一言でいえば「知る人ぞ知る」という感じです。地方の方になると一切わかってくれません。私は「ICU出身です」というと「集中治療室?」とよく誤解されます。しかし、都心部に住んでいる方、ある程度の大学の知識がある方、また就職の人事の方などはICUの良さをわかってくれていますし、かなりの高評価をいただくこともあります。(国際基督教大学(ICU)の評判)さて、実際はどうなんでしょうか。今回はICU生の就職について見てみたいと思います。
今回は特にICU生が多く内定する、受かりやすい企業のみを見ていきます。
ICU生の就職先トップ企業の初任給、平均年収、従業員規模、従業員の平均年齢について調べて見たいと思います。
目次
- 概要
- ICU生の2015年度の就職先実績:人気就職先ランキング
- 平均年収が高い企業トップ10は?
- 初任給の高い企業トップ10は?
- 初任給、年収の高い会社の特徴は?
- 気になる企業があったら
今回利用するデータは、ICUが公表している2015年度の人気企業ランキングです。
Weekly Giantsによると
らしいですね。また、ICUはG5(Global 5)と呼ばれていて、国際教養大学、上智大学国際教養大学、早稲田大学国際教養、立命館アジア太平洋大学と並んで、ICUはグローバル人材の即戦力として重宝されるらしいです。(就活本番、大学「G5」に熱視線 即戦力求める企業 )
では、さっそくICUの就職実績を見てみましょう。
2015年度に二名以上就職した企業です。最大が9名、最低が2名となっております。
トップ5はワークスアプリケーションズ(日系ITベガベンチャー)、日本IBM(外資系コンサルティングファーム)、楽天(日系ITベガベンチャー)、デロイトトーマツ(外資系コンサルティングファーム)、博報堂(広告代理店)となりました。
ITメガベンチャー(ワークス・アプリケーションズ、楽天など)、外資系コンサルティングファーム(アクセンチュア、EYアドバイザリー、PwC、KPMG、デロイト等)、商社等などが多いです。
ちなみにICU生に人気な企業の初任給の平均が23.4万円、平均年収の平均が809万円となりました。
また、働きがいのある会社ランキングで従業員規模1000人以上の部門だと、
1位がワークスアプリケーションズ、12位に東京海上日動、16位にアクセンチュアが入選していました。
100-999人以上の部門だとfreeeが3位に入選していました。
三菱商事(1350万円)、東京海上日動火災保険(1339万円)、住友商事(1287万円)、丸紅(1269万円)、日本経済新聞社(1247万円)、電通(1228万円)、NHK(1160万円)、SMBC日興証券(1136万円)、グーグル(1130万円)、博報堂(1032万円)となりました。1000万円プレイヤーになる企業は、総合商社、広告代理店が多いみたいですね。
初任給が高い企業は上から順に、アクセンチュア(35万円)、PwC(35万円)、ワークスアプリケーションズ(34万円)、EYアドバイザリー(31万円)、楽天(30万円)デロイトトーマツ(30万円)、freee(30万円)、日本IBM(28万円)、大日本印刷(28万円)、SMBC日興証券(23万円)となりました。
外資系コンサルティングファーム、ITメガベンチャーの一部、証券会社の一部は初任給が高いみたいですね。
ちなみに平均年収が高く、かつ初任給が高い企業はアクセンチュア、PwCでした。
この企業に入社している人になら、卒業してから墓場までたかることができるということですね。
初任給が高い企業は平均年齢が低いことが多いようです。
終身雇用を前提とした、昔ながらの大企業では初任給が低く、逆に外資系コンサルのように勤務期間が短い会社、もしくは若手が多いメガベンチャーのような企業だと初任給は高いようです。
もし卒業生が新卒なら、たかるなら外資系コンサルティングファーム、メガベンチャーに就職した人がよいということになります。
次に、平均年齢と年収で見てみるとこうなります。
平均年齢が高いほど、平均年収が高いようです。
つまり、40-60代の世代が多いような、終身雇用制度を導入している大企業ほど、平均年収が高いようですね。ただこの数値には注意が必要で、大企業の年齢層が高いため、平均年収が高く反映されるのかもしれません。
もし40歳ぐらいになって同期にたかるなら、商社マン、金融マン、広告マンがよいでしょう。
就職実績(国際基督教大学公式)
概要
2015年度の卒業生の進路状況(2016年5月1日現在)は、就職70%、進学16%である。就職を希望した学生のうち、就職先を決めた学生の割合は95.1%であった。
これらの学生の進路としては、サービス業が21.3%で最も多く、情報通信業が16.5%、製造業15.8%と続く。サービス業の割合が大きくなっている日本の就業構造を映しているように思える。ICU生の就職先をさぐる――2015年度の就職実績から
らしいですね。また、ICUはG5(Global 5)と呼ばれていて、国際教養大学、上智大学国際教養大学、早稲田大学国際教養、立命館アジア太平洋大学と並んで、ICUはグローバル人材の即戦力として重宝されるらしいです。(就活本番、大学「G5」に熱視線 即戦力求める企業 )
ICU生の2015年度の就職先実績:人気就職先ランキング
では、さっそくICUの就職実績を見てみましょう。
2015年度に二名以上就職した企業です。最大が9名、最低が2名となっております。
企業名 | 入社数 | 初任給 | 平均年収 |
ワークスアプリケーションズ | 9 | 34 | 596 |
日本IBM | 8 | 28 | 858 |
楽天 | 7 | 30 | 662 |
デロイトトーマツ | 5 | 30 | 900 |
博報堂 | 5 | 23 | 1032 |
こうゆう | 4 | 20 | 400 |
全日本空輸ANA | 4 | 21 | 799 |
光通信 | 4 | 22 | 581 |
JTBグループ | 4 | 21 | 550 |
日本放送協会(NHK) | 4 | 21 | 1160 |
三菱商事 | 4 | 24 | 1350 |
アーンスト・アンド・ヤング | 3 | 31 | 851 |
SMBC日興証券 | 3 | 27 | 1136 |
コングレ | 3 | 21 | |
大日本印刷 | 3 | 28 | 677 |
日本航空(JAL) | 3 | 22 | 756 |
防衛省・自衛隊 | 3 | 22 | |
丸紅 | 3 | 24 | 1269 |
三菱電機 | 3 | 21 | 773 |
アクセンチュア | 3 | 35 | 1012 |
KPMG | 3 | 800 | |
住友商事 | 3 | 24 | 1287 |
東京海上日動火災保険 | 3 | 21 | 1339 |
日本赤十字社 | 3 | 21 | |
星野リゾート | 3 | 20 | 500 |
みずほファイナンシャルグループ | 3 | 20 | 684 |
三菱東京UFJグループ | 3 | 20 | 800 |
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 | 2 | 23 | |
エイチ・アイ・エス | 2 | 20 | 437 |
キャノン | 2 | 22 | 755 |
クラウドワークス | 2 | 24 | 547 |
KDDI | 2 | 22 | 954 |
損保ジャパン | 2 | 23 | 687 |
大和証券 | 2 | 24 | 884 |
中日新聞社 | 2 | 23 | |
TOTO | 2 | 24 | 684 |
トヨタ通商 | 2 | 22 | 996 |
ニトリホールディングス | 2 | 21 | 813 |
PwC Japan | 2 | 35 | 997 |
ブリジストン | 2 | 21 | 680 |
イーファルコン | 2 | 20 | 400 |
NTTコミュニケーションズ | 2 | 20 | 550 |
共同通信 | 2 | 25 | 750 |
グーグル | 2 | 1130 | |
コスモ・ピーアール | 2 | 21 | |
親日住友金 | 2 | 20 | 594 |
高島屋 | 2 | 20 | 655 |
電通 | 2 | 24 | 1228 |
凸版印刷 | 2 | 21 | 669 |
トヨタ自動車 | 2 | 20 | 851 |
日本経済新聞社 | 2 | 27 | 1247 |
日本ケミコン | 2 | 21 | 620 |
ファーストリテイリング | 2 | 21 | 738 |
freee | 2 | 30 | 575 |
マイナビ | 2 | 18 | 470 |
トップ5はワークスアプリケーションズ(日系ITベガベンチャー)、日本IBM(外資系コンサルティングファーム)、楽天(日系ITベガベンチャー)、デロイトトーマツ(外資系コンサルティングファーム)、博報堂(広告代理店)となりました。
ITメガベンチャー(ワークス・アプリケーションズ、楽天など)、外資系コンサルティングファーム(アクセンチュア、EYアドバイザリー、PwC、KPMG、デロイト等)、商社等などが多いです。
ちなみにICU生に人気な企業の初任給の平均が23.4万円、平均年収の平均が809万円となりました。
また、働きがいのある会社ランキングで従業員規模1000人以上の部門だと、
1位がワークスアプリケーションズ、12位に東京海上日動、16位にアクセンチュアが入選していました。
100-999人以上の部門だとfreeeが3位に入選していました。
平均年収が高い企業トップ10は?
さて、一番気になるであろう、ICU生がうかりやすい、平均年収が高い企業トップ10を見てみましょう。
企業名 | 入社数 | 初任給 | 平均年収 |
三菱商事 | 4 | 24 | 1350 |
東京海上日動火災保険 | 3 | 21 | 1339 |
住友商事 | 3 | 24 | 1287 |
丸紅 | 3 | 24 | 1269 |
日本経済新聞社 | 2 | 27 | 1247 |
電通 | 2 | 24 | 1228 |
日本放送協会(NHK) | 4 | 21 | 1160 |
SMBC日興証券 | 3 | 27 | 1136 |
グーグル | 2 | 1130 | |
博報堂 | 5 | 23 | 1032 |
三菱商事(1350万円)、東京海上日動火災保険(1339万円)、住友商事(1287万円)、丸紅(1269万円)、日本経済新聞社(1247万円)、電通(1228万円)、NHK(1160万円)、SMBC日興証券(1136万円)、グーグル(1130万円)、博報堂(1032万円)となりました。1000万円プレイヤーになる企業は、総合商社、広告代理店が多いみたいですね。
初任給の高い企業トップ10は?
さて、就活で気になる初任給が高い企業トップ10を見てみましょう。企業名 | 入社数 | 初任給 | 平均年収 |
アクセンチュア | 3 | 35 | 1012 |
PwC Japan | 2 | 35 | 997 |
ワークスアプリケーションズ | 9 | 34 | 596 |
アーンスト・アンド・ヤング | 3 | 31 | 851 |
楽天 | 7 | 30 | 662 |
デロイトトーマツ | 5 | 30 | 900 |
freee | 2 | 30 | 575 |
日本IBM | 8 | 28 | 858 |
大日本印刷 | 3 | 28 | 677 |
SMBC日興証券 | 3 | 27 | 1136 |
初任給が高い企業は上から順に、アクセンチュア(35万円)、PwC(35万円)、ワークスアプリケーションズ(34万円)、EYアドバイザリー(31万円)、楽天(30万円)デロイトトーマツ(30万円)、freee(30万円)、日本IBM(28万円)、大日本印刷(28万円)、SMBC日興証券(23万円)となりました。
外資系コンサルティングファーム、ITメガベンチャーの一部、証券会社の一部は初任給が高いみたいですね。
ちなみに平均年収が高く、かつ初任給が高い企業はアクセンチュア、PwCでした。
この企業に入社している人になら、卒業してから墓場までたかることができるということですね。
初任給、年収の高い会社の特徴は?
初任給の高い企業の特徴はなんでしょう。
初任給と平均年齢を散布図にしてみた結果がこちらです。
初任給が高い企業は平均年齢が低いことが多いようです。
終身雇用を前提とした、昔ながらの大企業では初任給が低く、逆に外資系コンサルのように勤務期間が短い会社、もしくは若手が多いメガベンチャーのような企業だと初任給は高いようです。
もし卒業生が新卒なら、たかるなら外資系コンサルティングファーム、メガベンチャーに就職した人がよいということになります。
次に、平均年齢と年収で見てみるとこうなります。
平均年齢が高いほど、平均年収が高いようです。
つまり、40-60代の世代が多いような、終身雇用制度を導入している大企業ほど、平均年収が高いようですね。ただこの数値には注意が必要で、大企業の年齢層が高いため、平均年収が高く反映されるのかもしれません。
もし40歳ぐらいになって同期にたかるなら、商社マン、金融マン、広告マンがよいでしょう。
気になる企業があったら
さて今のランキングで気になった会社はありましたか?
就活生であればまだこのシーズンであれば採用をしている会社も多くあります。Unistyleなどのサイトを利用して、過去のエントリーシート、面接内容等を調べてみるのもいいかもしれません。また、Vorkersなどの転職サイトを利用して、生の情報を手に入れたり、みん就でここ最近の選考状況を確認してみるとよいですね。
また、意外に知らない方も多いのですが、ICUの就職課ではOBOGの連絡先が入手できるので、ゲットしてみるのもよいかもしれません。実は筆者もICUのOBOGのリクルーターに出会って、このランキングの企業との面接にありつけ、選考が有利になりました。
就活は情報戦なので、みなさん頑張ってください!応援しております。