「Chikirinの日記の育て方」を読んでみた感想
以前、有名なブロガーであるChikirinさんの記事を読んだことがあったんです。
ちょうど就活生だったこともあって、「大企業だから成長できるとか完全にウソ」という記事だったと思うんですけど、そこで少し気になっていたんですね。(影響されているのかは別にベンチャーに就職しました)
昨日Kindle Unlimitedに登録したんですけど、ふと「Chikirinの日記の育て方」というタイトルが出てきたので、すかさずぽちっと読んでみました。Chikirinさんがブログをどう運営しているかということについて書いてある本でした。
分量も少ないので、通勤2時間で読み終えられる量でしたが、さすが考え抜かれているなあと思う箇所がたくさんありました。ということで感想。
小手先のことではなく、書き続ける。それが「見てもらえる」ということ
もとはといえば僕自身も、このブログ「思考の整理」も、自分の思考をまとめるためだけに作っていたんです。ただ、PVが増え始めるとどうしても「何人に見てもらえた」とか、そういう目先の数字が気になるんですよね。
Chikirinさんいわく、書くことそのものが目的で、だからこそPV数が少ない時でももくもくと書き続けることができるみたいなんですけど、
そりゃそうだ、書きたいから書いている記事なんだから書き続けられますよね。それにそっちのほうが面白いですよね。見失っていた。ということで、これからも格差系の記事とか量産していこう。
一つの記事に一個のメッセージを込める
ライティング初心者にとって、この一言は当たり前ですけど、営業と一緒ですね。
メリットだったり、主張だったり、それをちゃんと伝える。論理とか、根拠はその肉付けでしかないから。
読んでもらえるお客さんをちゃんと想定する
これも当たり前っていえば当たり前なんですが、ある程度届ける人のペルソナというか、理想像を固めておく必要がありますね。
僕のブログとか書きたいこと書いているけど、そういう視点抜けていたなあと思います。
大好きなことを、記事にする
「これ受けるな」とかではなく、自分が書いていて面白いと思えることを書き続ける。これが質と量の両方の面で、大事なんだなと思いました。結果はある意味ちょっと置いておく。それが実はコンテンツ力を上げるということなのかなあと思います。
Kindle Unlimitedよくね?
さて、Chikirinさんの「Chikirinの日記の育て方」を読んでの感想でした。
正直昨日Kindle Unlimitedは「なんかメジャーどころの本なくね?」と思って不満だったんですけど、逆に文章量が少ないけどこういう隠れた良作に出会えることもあるので、ちょっとした空き時間に読めるところがよいですね。