まだ満員電車消耗してるの?
東京都という大航海時代の大海原で、毎朝朝早く満員電車という奴隷船で通勤している人はどのくらいいるのだろう。
満員電車とは何か。知らない人にために紹介しておこう。
満員電車(まんいんでんしゃ)とは、電車の中に一定数以上の人間が乗車することによって自動的に開催されるエクストリームスポーツの一種である。都会では頻繁に大会があり、JR東日本では大相撲のように巡回する山手杯、首都の中央を横断する中央杯、エクストリーム・痴漢も同時開催される埼京杯などが開催される。私鉄では東急での東横杯・田園都市杯、東京地下鉄での東西杯などが有名。乗客、電車本体共に尋常ではない負担が掛かるにも拘らず一日に数回開催される。その異常ぶりはサバンナのヌーの群れをして「俺達でもここまではしないよ」と言わしめるほど。ラッシュアワーの一環でもある。(アンサイクロメディア)
かくいう筆者も、山手杯には毎日出場している一人である。ここ最近では、「ドア上部を支点に、自分のお尻を押し込む技術」を身に着けてしまった。しかしこれはペナルティ行為なので減点対象らしく、乗車した瞬間に外国人に肘打ちされた。(僕はチビなので顔面に直撃した。)
満員電車のストレスは戦場以上
そんな満員電車の通勤は、非常にストレスがかかる。
ある研究によると、満員電車は、戦闘機のパイロットが離陸時に感じるストレス以上らしい。
そんな満員電車のストレスを解消するために、いろいろな方法を試行錯誤してきたが、この数週間で最高のライフハック術を身に着けてしまったのでご紹介したい。
1. 立ち座禅をして、外界の音と視界をシャットアウトする
いすにも座れない。満員だ。そんなときにおすすめなのが、立ち座禅だ。やり方は簡単だ。立って座禅をするのである。
まずは雲堂というアプリをダウンロードしよう。iOS、Androidでも対応している。簡単に言えば、「お坊さんと一緒に座禅ができるアプリ」だ。
使い方はいたって簡単だ。アプリを起動して、スタートボタンを押すと、ものすごくよい声のお坊さんが座禅のガイダンスをしてくれるのだ。目をつぶって聞くと、市川海老蔵似のイケメン坊主に指導を受けているような気持ちになる。
公式ページからの説明は下に載せておいた。
少しでも揺れると、板で肩をたたかれる仕様になっている。ここが粋なポイントだ。
このアプリをつかって、満員電車で、耳栓をして意識を集中する。すると、どうだろう。イヤホンしゃかしゃかにいちゃんも、うるさいばあさんの、あの悩ましい音は全て消えるのである。圧倒的にストレスを軽減できるのである。
坐禅開始画面をタップすると木版による準備音が鳴り出します。音によるガイダンスに従って身体を整えていって下さい。時至って鐘が3回鳴ったら坐禅の始まり(止静)の合図です。設定した時間分の線香が燃えていき、坐禅がはじまります。
少しでも揺れると、板で肩をたたかれる仕様になっている。ここが粋なポイントだ。
このアプリをつかって、満員電車で、耳栓をして意識を集中する。すると、どうだろう。イヤホンしゃかしゃかにいちゃんも、うるさいばあさんの、あの悩ましい音は全て消えるのである。圧倒的にストレスを軽減できるのである。
2. メタルを聴いて、フェスをイメージする
1.はなかなか初心者には難しいと思う。そんな人には、メタルを聴くのがオススメだ。メタルを聞けば、満員電車はメタルのライブとして楽しむことができるのだ。
満員電車でメタルを聞けば、ひじが当たろうが、殴られようが関係ない。目をつむれば、そこにあるのはモッシュというイベントなのである。
お気づきいただいたであろうか。そう、電車到着時はウォールオブデスなのだ。駅メロがなり、外に出てくる人と中に入りたい人が真っ正面からぶつかり合うことで、ライブの臨場感を味わえるのだ。
でももし周りに理解のある一定数のメタラーがいればそんなこと心配ない。人込みにダイブすれば、中にいる人のテンションで、サーフで駅から出してくれるのだ。
下の図は僕が山手線新宿駅で人が混雑していて降りられないときにサーフした様子だ。こういう様子は東京で頻繁にみられる。
下の図は僕が山手線新宿駅で人が混雑していて降りられないときにサーフした様子だ。こういう様子は東京で頻繁にみられる。
満員電車は禅とメタルで乗り切ろう
明日から実践できる、満員電車のライフハック技術、いかがだっただろうか。まずは手始めにSlipknotをiPhoneに入れよう。