フォロワー数やいいね数を気にしている若者は、本当にみっともないのだろうか。
SNS中毒になっている若者を、おっさんがディスる記事をよく見かける。「承認欲求の塊」とかなんだとか。僕は感情的にはとても納得できるし、確かに目の前にそういう人がいたら、気持ち悪いと思う。
しかし、今の時代、みっともないどころか、これからは超大事だなぁと思った出来事があった。
うんこしながらリツイートして5000円稼ぐインフルエンサー
先日、僕の好きな2chの管理人、ひろゆき氏の書評記事を書いて、ポストした。
『無敵の思考 ---誰でも得する人になれるコスパ最強のルール21』ひろゆきの書評を書いてみた
さて、今回読んだのは「無敵の思考」という本です。いままでひろゆき氏が対談などで言ってきたことを、一冊の本にまとめています。非常に読みやすくて、ひろゆき節がさく裂していてとても面白かったです。その中でも、特に面白かった部分を引用しながら、書評を書いていきたいと思います。
それからちょうど一カ月後、本人からそのポストがリツイートされた。
Follow @hiroyuki_ni
彼のリツイート後、僕の書評記事を紹介したツイートは100RTされた。そしてそれに応じて、Google広告は1000円収益化し、アマゾンで紹介した本は5冊売れた。
一方、きっと彼の本が1200円程度だったので、ひろゆき氏は印税で一冊1000円くらい儲かったのだろう。
僕が彼の記事を1200円で買って、彼の書評を1時間かけて書いた。そして儲けたお金が1000円程度。それでも収支200円のマイナスだ。それに対してひろゆき氏は、きっとトイレでうんこでもしながら自分の本の名前をエゴサーチして、その本の記事を見つけてRTしただけで5000円稼いだのだ。
もう一度言おう。彼はうんこしながらボタン一つで5000円稼いだのだ。しかも彼はこの本には一切時間をかけず、過去話した内容を編集者にまとめてもらっただけだと言っている。特に労力を使わなくても、自分の影響力をお金に変換しただけなのである。
枯れない社会関係資本で変換される経済資本
本題に戻る。
よく、フォロワー数を気にしていたり、いいね数を気にしている若者はみっともないという記事を見かける。しかし本当にそうなのだろうか。
フォロワー数は超大事だと思う。影響力がある人は、今の時代お金になる。影響力一つで、うんこしてても5000円稼げるのだ。それに、一度気づいた社会関係資本は、永遠に経済資本に変換できるし、しかも社会関係資本は減らないのだ。
社会関係資本を定量化したらフォロワー数
今の時代、こういう枯れない社会関係資本は定量化される。それがいいねとフォロワー数だ。だから若者はいいね数やフォロワー数を気にしたほうがいいんじゃないかなぁなんて思ったし、公教育でYoutuber育成講座でも導入すればいいのではないかと思った。