同年代の人とキャリアの話をすると、やたら他人にケチつける人が多くて、なんか悲しいですね。そういう人ってある程度共通の特徴がある気がするのでまとめてみました。
1. 自分のものさしでしか人を測れない人
自分の価値観でしか世界を見れず、他人の視点で何が幸福か考えられないひとが多いです。一般職をバカにする総合職とか、大企業ディスりするベンチャー界隈とか、逆もまた然り。みっともないです。
選択肢の良し悪しなんて、個人が何にプライオリティを置くか次第なんだから、自分のいいと思ったものが他人にとって良いはずがありません。自分のものさしでしか相手を見れない人の中に、キャリアにケチをつける人多い気がします。
2. ほとんどの選択肢はトレードオフであるという自覚がない人
選択肢のほとんどが、何かを得ようとすると、何かを失うことになるという大原則を知らないタイプ、もしくは知っていても相対化できない人です。
自分にとってベストな選択肢も、必ずメリットデメリットはあります。それに無自覚で他人のキャリアにあ~だこうだいう人が多いです。
人にケチつけるタイプは、自分、相手の歩んでいるキャリアのメリット、デメリットを言語化しないまディスる傾向があると思います。相手にとってベストな選択肢にも、何かしらメリットとトレードオフであることには変わらないので、自分の選択肢のトレードオフを知らないまま(言語化できないまま)相手のキャリアにケチつけるの人が多いです。
3. 基本的に自分の人生に不満を持っている人
自分の人生に不満を持っている人です。ケチつける人ってたぶん自分の人生に不満を持っているから、それの裏返しで他人にケチつけてるんじゃないかなと思います。防衛機制で言えば正当化に当たると思います。人のキャリアにケチつける人って、だいたい自分のキャリアに不満持っているひとじゃないと他人のキャリアにケチなんてつけないんじゃなかいかなぁ。
他人がどんな人生歩もうが、究極本人幸せならなんでもいいのになぁなんて思います。死ぬほど働いて市場価値高めたければそれでいいし、その日暮らしで風俗につぎ込む人生もそれはそれで面白いだろうし。外野があーだこーだ言うのは、なんかなぁ...と思う次第です。それより相手のものさしを知ろうとすることのほうがよっぽど大事なんじゃないかなぁ。