なかなか理解されないんですけど、僕は社内ツールも、社外ツールもなんでも、だいたい英語で設定しています。で、これをやっていると、「英語の勉強熱心なんだね」と言われることが多いのですが、まったくそんなことありません。
事実、僕の脳みその処理スピードよりも、Googleの翻訳が優れているので、僕は英語でググってもだいたい日本語に自動翻訳して読んでいます(英語で読めますが、理解するスピードはまだ日本語のほうが2.3倍くらい早いので、英語できない人が、時間が命の仕事で英語の勉強のために英語に設定するなんてありえない話だと思います。というか、英語を勉強するために言語設定を英語にしたところで大して英語力なんてつかないので、そんな非効率なこともしたいと思いません。普通に話したり、仕事で実践的に使えばいいだけなので)
で、本題に入りますが、言語設定を英語にしているのは、何かそのソフトで問題が起こった時の解決する情報リソースに英語設定にしないとアクセスできない可能性が増えるからです。
日本人の人口で、その中であるソフトウェアを使っている人の数なんてたかが知れていますし、その中で情報を日本語を発信している人の数なんてもっと少ないです。(特に日本人は少ないと思います)
だから日本語で検索するということは、すなわちそのソフトウェアに関する情報を取り扱っている人が少なくなるわけで、解決することができる情報リソースが圧倒的に少なくなります。
これはだからこそ情弱の人間がYahoo知恵袋やTeratailを使う理由であると思っていて、要は英語を使えないということが、情報リソースの幅が低くなり、結果として情弱にならざるを得ないということだと思います。
また、翻訳の特性というのは、すでにあるキーワードを英語にすることとなりますが、基本的にソフトの日本語というのは、高度に文脈依存なので、英語⇒日本語というプロセスで翻訳しようとしても、だいたい答えは見つかりません。なぜなら、ソフトウェア以外の領域が絡んできて、意図しない翻訳結果になってしまうから。
そういう意味で、今後何かしら困る可能性があるソフトウェアこそ、英語で設定することが大事なのだと思います。英語の勉強どうこうは抜きに。
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