2017-12-24

個人で片手間サービス開発日記①プログラミングメンターサービスの要件定義

今までのプログラミング教育サービスの概要


- 今までのプログラミング教育サービスは、コーディングをWeb上で学べる(1)Web教材型(以下Web教材型)と、企業がプログラミングを教える(2)BtC教育型(BtC教育型)に分かれる

- Web教材型のサービスは例えばこんなものがある


Progate


・対象:無料で言語ごとのカリキュラムが存在する(フロントエンド~サーバーサイドまで)
・料金:課金(980円)払うとすべてのサービスが解放される
・対象:初心者むけ
・ポイント:あるレベルまでいくと、クラウドワークスから案件を取得できる


ドットインストール

・概要:無料でプログラミング言語を学べる(フロントエンド~サーバーサイドまで)
・対象:対象は初心者~中級者向け
・料金:月額980円
・ポイント:動画解説でかなりバラエティーがある


PyQ

・概要:機械学習、統計分析に特化したPython
・対象:初心者~中級者
・料金:2,980円 ~ 98,000円
 - PyQの利用:2980円
 - メールサポート込み:7,980円
 - メンター・チャットサポート:29,800円
 ー プレミアムサポート:98,000円
・ポイント:チャットで対応サービスが存在する(3万円ほど)



paiza

・概要:プログラミング学習からスキルをもとに転職まで支援してくれるサービス
・対象:中級者~上級者
・料金:
 ・ 1カ月プラン:880円
 ・ 6カ月プラン:680円
 ・ 12カ月プラン:600円



Web教材型をまとめると、こんな感じになる。




- BtC教育型については以下のサービスがある


TECHCAMP


・ 概要:カリキュラムとメンターをそろえたプログラミングスクールサービス
・ 料金:入会費用:128,000円、月額12,800円(初月無料)
・ 特徴:実際に受託したり、就活で使えるようになるようになる。質問し放題
・備考) 一括払い

TechAcademy


・概要:パーソナルメンターがフォローしてくれるプログラミングスクールサービス
・対象:初心者~中級者
・料金:79,800円から(月額15000円程度)
・備考)先生はクラウドソーシングで配置している、一括払い


CodeCamp

・概要:初心者でも一からプログラミングを学び、ECサイト等のwebサービスを開発できるスキルが身につきます。実際にPHPの最終課題ではオリジナルECサイトを制作するため、より実践的な技術習得ができます。



メンター紹介型サービス


ランサーズストリート

・Lancersがやってるサイト
・一般的なスキルシェアサービス

Pook

teacha
・メルカリのスキル売買サービス


CoconalaのWebサイトサービス

・日本のスキルシェアサービス


Code Mentor

・海外のメンターマッチングサイト(英語)
・価格:コースによる(25分3000円みたいな値段の場合もある)
・フリーランスエンジニアがメンターしていることがおおい

今までのプログラミング教育サービスの問題点


・ 完全にプログラミング初心者みたいな人が、本当に基礎的な知識をつけるサービスは存在するし、そこの需要と供給は満たされている


・しかし、プログラミング中級者(自分でサービスなどの成果物を作れる)になるための中級者向けのサービスは、かなり価格が高い(BtC教育型)

・ちなみに、プログラミング技術レベルの定義

- 定義
 ・プログラミング初心者:Progateで基礎的な学習ができ、プログラミングの基礎的な構文は理解できる
 ・プログラミング中級者:最低限動くものが作成でき、またそれでお金がもらえる成果物を作れる
 ・プログラミング上級者:拡張性やセキュリティ、動作等、大規模なシステム開発にも対応できる


・ プログラミング中級者になるためには、第三者のメンターが必要になる

 - 成果物を作成するには、何を学ぶべきか、エラーをどうやって解決するかなどのサポートは、知識がないためググれない

 - 【企業側】しかしそれをマネタイズしようとすると、企業側でも非常に価格が高くなってしまう。
 - 【顧客側】一括払い10万円以上がデフォで、月額1万円以上がデフォで、かつスクールしか存在しないので、始めるのが非常に困難

- メンターをやってくれる人 => 企業のインターンでは中級者であればよいのだが
 ・そもそも技術力がないとプログラマーとしては採用されず、ただのアルバイトになりかねない(オウンドメディアやら、テスターやら。)
・じゃあ安いサービスがあるか
 ・スキルシェア系の一部のサービスではあるが、プログラマーでない人のサービスが多いため、プログラミングにおける商品量が少ない
 ・またプログラミングに特化して作られているわけではないため、必須スキル等のエンジニアが欲しい情報が見られない




ユーザー想定

顧客想定

・1. 大学生

・Progateなどの無料サービスである程度のプログラミング知識はつくった
・できればエンジニア採用とかされたいし、そのためにインターンで成果物を見せられるようになればうれしい
・しかし実際でサービスを受注したり、インターンで選考を受けられるほどのアウトプットはない。試したけど、何から始めればいいかわからない。
・だからと言って数十万円のサービスにお金を支払うほどお金と時間に余裕がない

・2. 新卒エンジニア

・初級レベルの技術であればもう大丈夫
・しかし、もっと発展的なアウトプット(スクレイピング、自動テスト運用とか)
・だけどそこまでの業務に基づいた知識は、社内リソースに頼らざるを得ない

・3. 個人事業主

・初級レベルの技術であればもう大丈夫
・たとえば楽天のAPIを使って価格を毎日取得できるようなツールを作成したい
・だけどそこに至るまでの技術をどうやって身に着ければよいかがわからない
・本を探しても、どういう風にそれができるようになるのかわからない
・というかそれをやるために多大な時間をかけられないので、効率よく何を学べばそれができるのか教えてほしい

・4. 営業マン

・普段の退屈な業務を自動化したい
・だけどそこまでのことをすべて自分で勉強してって一からやるのもしんどい
・というかプログラミング初心者すぎてどこから始めたらいいかわからない

・5. 中級プログラマーの人

・Javaエンジニアで転職活動をしたい
・ある程度のプログラミングのスキルはある
・転職には成果物が必要
・今度はWeb系の企業に行きたいと考えている
・成果物を作るうえで、メンターが欲しい

メンター想定

・1. フリーランスの人

・普段は受託案件で稼いでいる
・だけど追加でもうちょっとお金が欲しい
・フリーランスになりたい人を応援したい

・2. Web系ベンチャーの人


・3. 大企業で開発している人

・仕事で高級取り
・副業したい
・普段も趣味でコードを書いている
・誰かのために立ちたい

採用想定(これはやるかわからない)

・インターンでエンジニア候補になるような学生のタレントプールが欲しい
・成果物が可視化されていれば、オファーも出しやすい

作りたいもの


・プログラミングのメンターとメンティーのマッチングサービス
・Code Mentorの日本語版


メンティーができること


・言語、作りたいものごとに検索できる(イメージ)
  ・検索結果は作りたいもの・サービス・技術
  ・プログラミング言語

・ユーザーのメンターのプロフィールページを閲覧できる
  ・企業名
  ・ここ最近のレスポンス数(日付で確認)
  ・使用できる言語スキル
  ・自己紹介
  ・関連SNS
  ・受託している案件の数
  ・評価
  ・販売しているサービス

・ユーザーはコースを閲覧できる
  ・

・ユーザーはコースをリクエストできる
  ・ダイレクトメッセージを送ることができる
  ・リクエストの結果、コースを作成する

・ユーザーはメンターに連絡を取ることができる
  ・ダイレクトメッセージを送信できる (Action Cable

・ユーザーは商品を購入することができる
  ・メンティーはコースを購入することができる(Web Pay

メンター


・ユーザーはコースを作成できる
  ・タイトル
  ・コースの説明
  ・requisite
  ・お気に入り数
  ・購入にあたってのお願い
  ・評価、感想
  ・ユーザーが制作した成果物(GITHUB)

・ユーザーはプロフィールを作成できる


機能


  • ログイン
    • Google
    • Twitter
    • Facebook
    • 普通のログイン
  • UI
    • Qiitaの色をパクる
    • Techっぽい色って緑だよね(適当)


ビジネスモデル


・仲介手数料(10%くらいかなぁ)
・理想的には、メンティーが制作したものから採用できる仕組みにする


#TODO

- 実際にフロントエンド作ってみて、気になるところを追加していく。

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