2017-07-06

ベンチャーか大手か悩んでいたときに気付いた、大切なこと



就職活動がそろそろ決まり始めてくる季節。去年の自分は、ベンチャーか大手で悩んだ。そして結局ベンチャーに内定してもくよくよ悩んで、結局どこも決まっていないのに辞退し、ない内定になって自分の首を絞めた。一社も決まらず、この時期かなり精神的に病んでいた。だから、自分のあの頃悩んでいたことに、もし読者の人が悩んでいたら、力になれたらすごくうれしい。ちょっと偉そうに話します。


1. 正解はない。正解にするしかない



すべての選択肢には、メリットとデメリットがある。僕はベンチャーか、大手かの選択肢も同様である。


一般的に言うと、ベンチャーに行けばめちゃんこ成長できるらしいし、大企業に行けば安定するらしい。でも正直不確定すぎる未来に関して、は、どうなるかわからないし(友達はどベンチャーに内定後3カ月で倒産し、就職活動を再開した)大企業に行けば安定するわけでもない。


結局自分の人生なんて常に不確実である。(もちろん、これから成長するであろうベンチャーを見抜ける力、これから衰退するであろう大企業を見抜けるなら話は別だが、それくらいの能力があれば就職活動してないだろう)


僕らは自分たちが思っているほど、正解を求めている。どこかに誰もが納得する答えがあると思い込んでいる。でも「ベンチャーに入りたい」といえば、大手志望者の人は否定するだろうし、大企業に就職することに対してベンチャー志望者の人は批判的である。そんな当たり前なことに目をつむりながら、誰にとっても最適解である企業を選ぼうとしている。


だけど、最後の最後で気づいたのは、世の中正解なんてどこにも存在しない。3でも書くが、結局その正解はその誰かからの視点での正解でしかない。あなたにとっての正解は、ほかの人の正解とは全く違う。だから結局正解はないから、正解にするしかないんだなと思った。


2. 過去の点と点を結んでも、自分の本当にやりたいことは見えてこない


いくら自己分析して、それとなく自分とは何かわかった気になっても、自分の欲望は見えてこない。自分の欲望とは常に直観的に生まれるもので、過去の点と点を結んで、帰納的に見出そうとしても、伝記になってしまう


すべての行動は、直観がすでに最初に存在していて、意識しようがしまいが行動はすべて演繹的である。だから、確かにやってきたことを結べば、一貫しているだろうが、それによっては欲望は見えない。論理は常に欲望を説明するだけに役立つが、論理で欲望は見つけられないのだ。


3.考えすぎて詰まったら、夢を話せる友達と飲みに行ったほうがよっぽど自己分析より役に立つ



過去の点と点を結んでどんなに自分という伝記を作っても、説明することしかできない。
どんなに論理的に話せても、人は論理で動かない。だから人を見る面接では、うすっぺらく見えてしまう。「君は嘘をついているように見える」と何度人事の人に言われたことか。自分は完璧に説明できていたと思ってたのに。


自分は本当にどうしたいのか。悩んだらESを描くのではなく、将来のことを語り合える友達に話しに行ったほうが2倍よい。直観を先に見つけられれば、そんなに準備しなくても自分のやりたいことは説明できるから。

最後に


この記事自体も僕の幸福感や価値観に、基づいているから、これが正解というわけではない。だけど、同じことに悩んでいるひとがいたら、誰かが救われてくれたらうれしい。

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